ちょいとめぇ自家製ジンジャービアの話はしたよな。生姜を摩り下ろして、砂糖と、イースト菌で醗酵させたもんだがこいつは意外と簡単なんでぇ、何度かつっくっては飲んでるぜぇ。作るたんびに方法を少し変えるだが、この間は、粉末生姜なるものをアメ横で売ってたんでぇ、こいつを使ったら生姜の香りと苦味はするが、辛味がねぇ失敗作になっちまった。

やっぱ、本物の生姜を摩り下ろしたほうがよさそうだ。

ところで、あるお方から日本の酒蔵で本物のジンジャービアを輸出用に作っていて国内販売もしてると聞いたのよ、木内酒造ってぇ酒蔵だ、サイトを見たら、ホワイトエールにペールエールとかこだわりのビールもいろいろ醸造してるじゃねぇか。 早速、期待して本物のジンジャービアなる「リアルジンジャー・エール」を注文して取り寄せて飲んでみた。

いや、こいつは本もんの「リアルジンジャー・エール」だぜぇ、まずアルコール度数が7%もある、その上原材料は麦芽・ホップ・生姜ときたんもんだ。早速飲んでみたが、色は日本の大手ビールメーカより濃い目の褐色、おまけに甘くない、つまりは本物のビールってぇことよ。

原材料に生姜を使ってるんだがぁ、あんまし生姜の香りも辛みもねぇなぁ。でも英国のパブで飲んだエールに近い味かな。結構いけるぜぇ。ただ日本のビールとしてはアルコール度数が高いので。酔うのもはやいときたもんだ。

FENTIMANSのジンジャービアは、ビンは褐色だけんど中身は無色透明で辛みも香りも英国で飲んだジンジャービアそののもで、すっかり虜になってっけど、木内酒造の「リアルジンジャー・エール」も気に入った。こんだぁホワイトエール、ペールエールも注文してみよう。